プールの水!本当にきれい?
夏真っ盛り、プールはどこも大勢の人だかり!
この一見きれいに見えるプールの水、実は大変汚れているそうです?
もちろん塩素消毒が義務付けられていますが。
私たちは、水質基準によって塩素殺菌されているので安全と思っていますが、人がプールに入った時点で、もう水は無菌ではありません。
水中には、バクテリア・細菌が多くいるのです。
プールで目が赤くなるのを塩素のせいと思っていましたが、人の尿と塩素が化学反応して生じるのが本当の原因といわれています。
こんな調査があります。
誰しも経験があると思いますが、これには驚きですね。
お子さんのデータはありませんが、もっと多いでしょうね。
※塩素消毒も、尿や他の不純物をすべて殺菌しきれず、他のバクテリア・細菌すべてに対しての殺菌効果はなくなっています。
アメリカの調査によると
下記は、一人がプールに入ると、水中に混入する平均の不純物量です。
・0.14gの糞
・1~2ソーダ缶分の汗
・1カップ分(227g)の尿
・数十億個の細菌
特に子供は10gのうんちをプールに持ち込んでいます。
※仮に1000人の子どもたちがプールに行けば10,000gの糞が水中に混ざる可能性があるということです。(ヘルシースイミングプログラム責任者のマイケル・フラブサ氏)
大量の汗に加え、大人もおしっこしている人が多い上に子供が糞尿量を増やしていることを考えると満員御礼のプールは比例して水中に不純物量が多いわけですね。
このような不衛生な水に入ることでノロウィルス、大腸菌、レジオネラなどの細菌感染をして病気になる危険性があります。
もちろん、塩素により殺菌消毒しているのですが、処理量以上の不純物が水中に入ってくるので、わずかながらも残った菌で感染する可能性が出てきます。
厄介なのが、消化管などに寄生するクリプトスポリジウムという寄生虫で、塩素水の中でも10日間も生きていけるので、病気を引き起こすには十分な条件の虫が水中にいることになります。実際、2012年のCDCの調査では水中は媒介した寄生虫で病気になった人の症例があったとのことです。
更にその「塩素水」自体が実はかなり体に悪いことが多くの研究者、ドクターからレポートされています。
塩素の入っている水道水自体が危険であるといわれているのに、更に塩素濃度を高めているプールの危険性はかなりのものと言えるでしょう。
F・アッシュトン 豪州食品リサーチ研究所主任研究員
ナーデルリポート 水道水の法律問題研究センター
Dr.J.M.Prise M.D
このようなことから、プールを安心して利用するには、
・なるべく口に水を入れない。
・水中メガネをする。
・たまにプールから出てシャワーで全身を洗い流す。
・家に帰ったら、すぐに風呂で体を洗う。
などの、自己対策が必要でしょう。
もちろん、「おしっこ」をしないように皆が心がけてくれたら!
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