虫さん来ないで

ちょっと変わった虫対策の話。

ヤツデの大群

ニュースでは沖縄は今日梅雨明けが発表されたようですね。
お話は、梅雨真っ最中でのできごとでした。

古民家にお住みのお客様からです。
ヌレ縁、外側にある廊下みたいな木組みの腰掛けるやつですね。

奥様が洗濯物を取り入れながら、なにげなく足元を見ると、なんか動いている。
なんとも大量の虫がうごめいている。

ギャーッと想像できますね。

最初、ムカデの小さいやつと思われたそうですが、よく見るとヤツデという虫でした。
ヤツデといって本来は土を浄化してくれる役目の虫です。
ようするに益虫ですね。

それがハンパな数じゃなく、おまけに1cmほどの刺されたら痛い毛虫までいる。
もう気になって気になってしかたない。ほんの少し窓を開けただけで家の中まで。

早速、ホームセンターに。

しかし、殺虫剤は使いたくない。
せめて建物への侵入だけでも阻止できればと、雨でも流れにくい進入防止の防止剤を撒いたそうです。

でも3日するとダメだった...

そこで奥様がハタと閃いたのです。
ヤスデ=益虫???

この虫の役目は、弱った土を元気な土にする?
そうだ・・・家の周りの土が元気がないからなんだと。

そこで、マイナスイオン水をたっぷり散水して、量子水で培養したPH2.8の米とぎ汁乳酸菌を50倍希釈で、撒いて撒いて撒き散らしました。

さらに、ミネラルも足りないからだと、安い海水塩を撒いたそうです。
梅雨の晴れ間の2時間だけです。

結果は...オーライ

その後、庭のあちこちにいたヤスデ君、どこかへ引越ししたそうです。
メデタシ、メデタシ。。。

そこで勉強しました管理人も。
水も劣化して、エネルギーの無い水が水道水。
土も劣化して、虫君たちも集団作業。

農家もあの手この手で畑に栄養剤。
収穫後も休む暇なく働かされる畑。(土壌をつくる微生物も)

考えなくては環境を。
台所から洗濯・お風呂で使うケミカル剤の流れていく先は?

勉強になる大切な声をいただきました。
感謝