乳酸菌と水虫

水虫と乳酸菌

水虫でお悩みの方は多いと思います。

以前、「水虫と石鹸と微生物②」で水虫と石鹸と微生物②でも紹介しましたが、
もっと身近で簡単に改善できる方法がありました。

友人が、「足裏から足の横側まで水虫が拡がってきた。
水虫薬もたいがい試したし、もちろんお風呂上がりにも
清潔にして塗布してきた。一向に良くならない。」という。

皮膚科も数件ほど診察して処方薬を真面目に塗布したらしい。
それでも改善しない。

外出時には靴下を履くので人には分からない。
寒くなってきて足の皮膚が分厚く、タコ皮膚になってしまった。

アカギレのように皮膚が裂け、あまりに痛いのでバンドエイドを
あちこち貼って痛みを抑えている。

なんとか良い薬は知らないか?と。

早速、例の薬を思って韓国の友人に連絡。
すると、偽物が氾濫しているので今は止めたほうが、との返事。

あれこれ思案していると、米とぎ汁乳酸菌の先駆者であられる
飯山翁のメモ語録がPCに保存していたのを思い出した。

そこで、玄米を一晩浸して、海水塩1%+粉黒糖3%を加えて
4日でPH3.5に発酵した乳酸菌ができた。

これを小生のアイデアで、用意した長靴(新品)に100ccほどを
入れ、これに足を20分づつ1日3回浸すように勧めた。

写真で記録しているが、なにかと問題もあるので公開できませんが、
足指は7日ほどで、ほぼ改善。

しかし鉄板のように分厚くなった皮膚は20日ほど要した。

3日目位から徐々に柔らかくなってきた部分を、お風呂から上がった後、
軽石で軽く擦るようにして乳酸菌の中に20分。

すると、表面が薄くなったら、その下に所々に硬い皮膚が顔を出してくる。
まるで玉ねぎを剥くように次々と深い部分の角質が現れてきた。

20日経過した今では、赤ちゃんのような綺麗な皮膚に。

短期間で安価で簡単で手間要らず。
個人差はあるとは思いますが、お困りの方、是非お試し下さい。

※追伸
そうそう、石鹸類はNGですよ。
石鹸は白癬菌(水虫の細菌)の大好物なのです。

どうしてもスッキリしたい人は、しっかり石鹸を洗い流せばいいのです。
ボディソープなど、保湿成分や香りなどが残るようになっているので、
できれば水虫くんの患部は薬用石鹸を使って、きれいに流しましょう。

また、清潔にしようとドライヤーで乾かしたことがありますが、
水虫くんは高温多湿が好きなので、ドライヤーの温風を喜びます。
念のため。